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海外拠点とネットワークづくり

国際シンポジウム「国際結婚と多文化共生」を開催(2011年1月22日)

 

 平成22年10月2日に当財団主催で開催した、ワールドリポート「定住外国人女性と地域社会~わたしたちにできること」に引き続き、多文化共生に焦点をあてた国際シンポジウムを、北九州市立大学との共催で開催しました。

 

2011.01.22.1.jpg パネリストに、『フィリピン-日本国際結婚:多文化共生と移住』の著者である、佐竹眞明さん(名古屋学院大学、社会経済学)と、妻のメアリー・アンジェリン・ダアノイさん(名古屋学院大学、社会学)を迎え、日本国内在住のフィリピン人と日本人の多くのカップルへのインタビュー調査を通して得た、異文化理解や多文化共生の問題点と可能性を報告していただきました。

  また、台湾からは謝 億榮さん(台湾文藻外国語学院、政治社会学)を迎え、近年増加している中国大陸の女性と台湾人男性の結婚の増加に焦点をあて、中国人女性が配偶者として大量に台湾社会に入ってくることに伴う摩擦や問題点を報告していただきました。


2011.01.22.2.jpg 最後に、韓国からは金 榮珠(キム・ヨンジュ)さん(韓国忠清南道女性政策開発院、研究員)を迎え、韓国人男性の配偶者として急増するフィリピン、ベトナム、中国などからの女性移民や多文化家族に対する、政府の政策や支援事業を報告していただきました。

 

 今回のシンポジウムには約90名の参加があり、活発な質疑応答が行われました。また、コメンテーターとして参加していただいた、齋藤百合子さん(明治学院大学、KFAW客員研究員)からは、「3F(Food, Fashion, Festival)から3P(People, Policy, Participants)へ」すなわち、これまで主流だった表面的な国際交流にとどまるのではなく、今後は、実質的な中身を伴う国際交流につなげていかなければならないのではないか、といったコメントが出され、シンポジウム全体を総括していただきました。

 

 国際結婚の現状と多文化共生にむけた各国の取組み、問題点の報告を受け、日本においても急増する外国人移民の方々と、今後どのように付き合っていくかを考えるきっかけとなりました。
また、政府、自治体レベルでも、今後どのように受入れていくかを考えていかなければならない時期にさしかかっているのではないでしょうか。

 

 

 

※当日報告概要はこちらからダウンロードできます

 

■佐竹 眞明(名古屋学院大学、社会学)
  「フィリピン―日本国際結婚 移住と多文化共生:日比結婚の概要、結婚生活、結婚移民に対する施策、行政への提言」 (配布資料) (パワーポイント)
■メアリー・アンジェリン・ダアノイ
  「”Living Together”in Kasugai City: Community Life of Filipino Residents and their Participation in the Tabunka Kyousei Plan」 (配布資料) (パワーポイント)
■謝 億榮(文藻外語学院日本語文系)
  「中台結婚と台湾社会の変容」 (配布資料) (パワーポイント)
■金 榮珠(韓国忠清南道女性政策開発院)
  「急増する女性結婚移民と韓国社会の対応」 (配布資料) (パワーポイント)

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