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国際研修

行政官のためのジェンダー主流化政策2013を実施(2013年6月6日~7月4日)

市民交流会の様子
市民交流会の様子

(公財)アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW)では、毎年、独立行政法人国際協力機構九州国際センター(JICA九州)の委託を受け、開発途上国のジェンダー主流化を担当する中央政府および地方政府の行政官を対象に研修を実施しています。

 当研修の目的は、開発途上国において、男女共同参画社会実現に向けて、ジェンダーの視点を主流化する施策を総合的かつ効果的に推進することができる行政官を育成することです。

 今年は、2013年6月6日から7月4日まで約5週間にわたり、9カ国から10名の研修員を受け入れ、研修を実施しました。


この研修は、講義、ワークショップ、視察、発表をバランスよく織り交ぜた研修です。特に、地方自治体の行政施策、市民団体や企業の実践実例を学ぶなど、ジェンダー主流化のための概念、手法を理論と実践の両面から包括的に理解できるカリキュラムになっています。

研修の初めに、課題を共有するため、各国が抱えているジェンダー問題を発表し、ディスカッションをしながら分析することで、お互いの国の状況やそれぞれの経験、アイデアを学びあいました。 

ワークショップの様子
ワークショップの様子

 その後、自国での効果的な政策立案のための基礎講義として、行政官や専門家を講師に迎え、日本のジェンダー主流化の取組みを例に、歴史的背景と国際的視点を踏まえながら、国、地方におけるジェンダー主流化政策の概論を学びました。基礎となる講義は主に東京で実施し、「予算のジェンダー分析」、「女性と健康」、「女性と暴力」など、さまざまな分野の内容を網羅したプログラムとなりました。

 北九州で開催する研修の特色を活かすため、北九州市のジェンダー主流化政策の促進を具体的に学べる講義や、北九州市内で活躍している女性リーダーの講義を組み入れました。特に「ワーク・ライフ・バランス」や「デートDV」に関する講義では、北九州市の取組みだけではなく、(公財)アジア女性交流・研究フォーラムや民間企業、市民団体のより具体的で実践的な取組みを紹介しました。

 さらに、この研修では、「市民交流会」を行い、市民と直接交流しながらジェンダー問題を語り合う国際交流の場も提供しました。その他、市内の保育園や小学校などを視察し、子どもたちとの交流を行いました。

 研修の最後にはアクションプラン発表会を行い、研修を修了しました。


研修生からのメッセージ、感想

  • 日本で何が実践されてきたか把握することができました。特に、北九州市立男女共同参画センター・ムーブの視察は印象的でした。母国で同様のサービスを実現したいと強く願っており、自分のそのアイデアが実現可能だとの希望と力をもらいました。
  • 保育園や小学校、農村や広島原爆資料館など、現場視察がとても印象的でした。各現場での市民との交流も貴重な体験でした。
  • 暴力に苦しむ女性は世界的に多いですが、人々の意識啓発が被害者救済に有効であり、講義を通じてDV防止に関する有益なツールを習得しました。
  • 研修員同士でも多くを学び合い、刺激を受けました。効果的な政策を考える手法を学んで経験やアイデアを吸収し、自国で実践する自信を得ました。
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