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国際研修

JICA九州「クロスロード・コミュニケーション」にてJICA研修員の市民交流会を実施(2013年6月8日)

(公財)アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW)では、毎年、独立行政法人国際協力機構(JICA)九州国際センターの委託を受け、「行政官のためのジェンダー主流化政策」として、開発途上国のジェンダー主流化を担当する中央政府及び地方政府の行政官を対象に研修を実施しています。


JICA_20130608-1.JPG 今年は、9カ国(アフガニスタン、カンボジア、コートジボワール、キリバス、ケニア、モルディブ、ミャンマー、ネパール、ソロモン)から10名の研修員を受け入れ、2013年6月6日から約1カ月の予定で研修を実施しています。


6月8日(土)には、一般市民の皆さんとの市民交流を目的とし、JICA九州で毎月開催されているイベント「クロスロード・コミュニケーション」にてJICA研修員の市民交流会を実施しました。

「クロスロード・コミュニケーション」は、「異文化理解セミナー」と「国際交流パーティー」の2部構成で、福岡県青年海外協力協会北九州支部の主催で行われているイベントです。今回は、アジア女性研究・交流フォーラム共催で、「世界の行政官ってどんな人?」と題して研修員が講師となり、市民の皆さんとの交流イベントを行いました。当日は、80名近くの幅広い年齢層の方にご参加いただきました。


JICA_20130608-2.JPG 第1部「異文化理解セミナー」では、はじめにKFAW国際交流課長より、開発途上国において男女共同参画社会実現に向けてジェンダーの視点を主流化する施策を総合的かつ効果的に推進することができる行政官を育成する、というこの研修の目的を説明し、続いて研修員それぞれから自己紹介を行いました。自己紹介の中では、国の場所を地図で確認したり、それぞれの母国語でのあいさつを紹介してもらいました。市民の皆さんも、一緒にあいさつを繰り返してみたり、メモをとったり、熱心に耳を傾けていました。

その後、研修員がジェンダー主流化の担当者であることから、「職場における男女比は?」「教育に関する問題は?」などの質問をなげかけてそれぞれの国の事情を話してもらい、日本の状況と比較しながら、参加者の皆さんと一緒に社会生活の中で男女不平等になっていることについて考える機会としました。

JICA_20130608-3.JPG まずはじめに職場の状況について、ソロモンでは、国家公務員になるための難しい試験はないが、男女比は約7:3で男性の方が多いとの報告がありました。一方、キリバスでは約6:4で女性の方が多いが、管理職になると、女性の割合は2割程だという報告がありました。 次に教育については、アフリカの2国(コートジボワール、ケニア)に報告してもらい、両国とも女子の就学率の低さが問題であるとのことでした。特にケニアでは、7年生(14歳)までの教育費を無償にしているにもかかわらず、様々な事情(親が女子に教育を受けさせる必要性を感じていない、若いうちに結婚させてしまう、親が病気(特にHIV)のために働けなかったり亡くなっていたりして、子どもが家庭を支えざるを得ない、通学路の安全が確保されていない、など)で特に女子が高等教育を受ける割合が低いことが問題であると報告がありました。


第2部「国際交流パーティー」では、会場を食堂へ移動し、食事をしながら研修員と市民の皆さんとで自由に会話を楽しんでいただきました。参加者の皆さんは、普段なかなか接することのない国々から来た研修員と英語で会話し、1部では聞けなかった各国の事情などを熱心に聞いておられました。

このイベントは、一般市民の皆さんと一緒にジェンダーについて考える機会の場を提供すると同時に、開発途上国の行政官と日本の一般市民との国際交流の場として、情報を共有する貴重な時間となりました。

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