令和5年度 ランチタイムトーク(2024年1・2・3月)

1. 日 時   

 

第1回2024年1月30日(火)   12:10~12:40

 

第2回2024年2月27日(火)   12:10~12:40

 

第3回2024年3月27日(水)   12:10~12:40

 

 

2. 場 所   北九州市立男女共同参画センター・ムーブ
        オンライン(Zoom)

 

3. 出演者   第1回 杉山 綾香さん ( NPO ACE 理事)
       第2回 原元 望さん(NPO Free The Children Japan 副代表理事)
       第3回 石田 由香理さん (JICA 職員)

 

4. 参加者  第1回 31 名
       第2回 34 名
       第3回 36 名

 

 

第1回目は、インドで児童労働撲滅に取り組んできたACEの杉山綾香さんにお話いただきました。インドからの帰国子女である杉山さんは、かつての自分と同年代の子どもが、悪い環境の中で、長時間労働に従事している現実に驚いて、NPO活動に入られたとのお話でした。

 

インドでの綿花栽培では、手作業が大半で、そこで子どもたちが、50万人弱働いていて、70%が14歳以下、全体の6~7割が女の子(2020年の調査)です。「ピ-ス・インドプロジェクト」を実施、住民自らの力で児童労働をなくし、村の生活環境を改善していけるよう自立を図ることを目指して、インドのNGO SPPEDと協力して取り組んでいます。 

 

 

 

第2回目は、児童労働撲滅に取り組んできた、Free The Children 原元望さんにお話しいただきました。

 

原元さんは、高校生時代にFree The Childrenの活動に興味を持って、カナダから来日した創設者が来日した際にった経験もあって、大学では開発教育を専攻。大学卒業後は一般企業を経て、Free The Children Japanに参加。

 

海外での児童労働の撲滅という、グロ-バルな仕事と、山口県の島から子育てと両立して、活動されている日常を語っていただきました。お話のなかで、リモートワークや地方移住によるワ-クライフバランスなど、日常生活にかかわる身近なことについて、考えさせられる参考になるお話でした。

 

 

 

第3回目は、視覚障害がありながら、JICAで国際協力事業に従事されている、石田由香理さんにお話しいただきました。

 

生後すぐに視覚を完全に失った石田さんが、日本での大学進学、イギリスでの修士号取得などを通して、差別のない社会を目指して、ご自分で行動を起こされたことなど、非常に有意義なお話を伺いました。