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第65回 国連女性の地位委員会(CSW65) 報告会(2021年6月16日)

 

■日時     2021 年6月 16日(水)14:00 ~ 15:30

 

■場所     オンライン配信 (Zoom)

 

■プログラム  1.  堀内 光子   (KFAW 理事長)  
       2.  村井夏輝さん  (慶應義塾大学学生、JYPS事務局員)
       3.  永田理乃さん  (マンチェスター大学大学院学生)

 

■参加者   54名

 

 

KFAW理事長から、CSW65の合意結論を報告しました。CSW65の優先テーマは「ジェンダー平等とすべての女性・少女のエンパワーメント達成のために、公的生活における完全かつ効果的な参加と意思決定および暴力撤廃」で、以下の6つが合意されました。

 

①規範的、法的、規制枠組の強化

 

②公生活における女性に対する暴力の防止と撤廃

 

③ジェンダーに対応する制度的改良の強化

 

④女性の公生活への参加を促す財政支援の利用可能の拡大

 

⑤女性の声の強化及び公生活に誰も取り残さないこと

 

⑥女性の完全・平等参加への障害の撤廃とジェンダー不平等の根本原因に取り組むこと

 

 

 

後半はNGOフォーラム パラレルイベントに登壇したユース発表者、慶應義塾大学学生の村井夏輝さんと、マンチェスター大学大学院学生の永田理乃さんが、パラレルイベントの発表内容と参加後の所感を報告しました。

 

村井さんはアドボカシー活動の一環として同世代の声を知ることが大きな原動力となったこと、永田さんは「環境とジェンダー」というテーマに対して他の発表者と知識や情報を共有できる貴重な機会となったことを報告しました。

 

また、二人の共通所感として、交差性の概念と重要性を再確認できたことが挙げられ、どんな社会問題においても当事者の問題を可視化・解決する上で必要な概念であると報告しました。