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調査・研究

第4回環境教育国際会議(2007.11.24~11.28、インド、グジャラート州アーメダバード市)に出席しました。

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第4回環境教育国際会議が、UNESCO、UNEP、インド政府主催によって、インド、グジャラート州アーメダバード市のCentre for Environment Educationで、2007年11月24日から11月28日に、開催されました。第1回会議は、1967年にグルジア共和国のトビリシで開催されて以来、10年ごとに、第2回は1987年にモスクワで、第3回は1997年にギリシャのテサロニキで行われてきました。今回の会議は、環境教育と持続可能な開発のための教育(ESD)が協調して持続可能な未来をつくることが中心テーマでした。

世界97カ国から1500名以上の参加者があり、30の本会議、分科会、ワークショップが行われました。開会式には、ノーベル賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のパチャウリ氏、閉会式にはUNESCOの松浦晃一郎事務局長などがスピーチをしました。

最終日に採択されたアーメダバード宣言文では、気候変動、生態系の変化、健康への被害、格差の拡大などさまざまな問題が起こっている現在の世界は持続可能ではなく、これまでとは異なったアプローチで、持続可能な未来をつくることに取り組まなければならず、ESDは社会を変革していく上で、重要な役割を果たすと述べられています。