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その他

理事長からのメッセージ(2016年3月)


    私が訪れた国々や、時々のホットな国際的な問題を綴りたいと思います。ジェンダーの主流化が大課題であることから、幅広い問題をカバーしたいと思います。
    日本人が旧正月を祝うことは、今やほとんどありませんが、中華圏では盛大に祝われています。私は、当日、NGO活動で、フィリピン・マニラにおりました。今年初めて、旧正月が祝日とされ、ドラゴン・ダンスや、春節のお祝いものを楽しみました。東南アジアは、ビジネスでは華僑圏と呼ばれるほど、歴史的に中国人が活躍してきました。現在もフィリピン経済の半分は、華人系フィリピン人が支配しているといわれています。日本人も、納屋助左衛門(俗称ルソン助左衛門)のような貿易商が戦国・江戸初期にマニラで活躍し、日本人町もありましたが、鎖国で消滅しました。鎖国さえなければ、日系フィリピン人が今ビジネス界で活躍していたかもしれません。
    日本の在留フィリピン人は、年々増え、中国、韓国・朝鮮に次いで第3位の約22万人(2014年)に上っているのに、残念ながら多くの日本人のフィリピンのイメージは、決してよくありません。フィリピンは、歴史的に、スペインの植民地(1571~1898)でカトリック教が、アメリカの植民地(1898~1946、この間42~45日本軍政)で、学校制度と英語がもたらされました。スペイン時代にも高等教育が重視されており、アジア最古の大学は、フィリピンにあります(1645年創設のサント・トマス大学)。フィリピンは、現在も比較的高い高等教育就学率を誇っています。さらに、男女平等度の高い国で、アジアではトップ、世界でも常にトップ・テンに位置しており、学ぶことの多い国でもあります。
    1月の天皇・皇后両陛下のご訪問で、記憶を新たにした方も多いと思いますが、フィリピンは第二次世界大戦中の大激戦地で、日本国外で最大の戦争犠牲者(110万人強)が出た国です。フィリピンは、平和(の配当)とジェンダー平等を考える格好の地といえます。

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    創立20周年記念式典スピーチをする私
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